人権・公民ノートは、中学生一人ひとりの人権問題に対する理解の促進と人権感覚の向上を図ることを目的に、その学習機会・情報の提供として行われる、浦安市独自の事業です。
作成にあたり、市立中学校の2年生が編集委員として参加し、人権についての多種多様なニュースや事件について、中学生の視点に基づいた意見や考えをまとめ、コラムとして掲載しています。
また、中学校教諭、人権擁護委員も編集委員として参加し、多角的な視点から中学生をサポートします。
作成した人権・公民ノートは、4月に市立中学校3年生全員に配付されます。
参加した中学生は、「大変だったけど、こうやって形になったことがうれしい」、「人権は人の気持ちが大事で決まった答えがなく難しさを知りました」「このノートを見て1人でも多くの人が、人権について考えてもらえたらうれしい」と感想を伝えました。また、教育長からは、「このノートを作ることで皆さんが成長したことがわかります。人権については、ここがゴールではなく、スタートととなります。ここで学んだことを学校に持ち帰っていただき、伝えていってもらいたい」と語ってくれました。