この表彰は、学校関係者と地域・社会や産業界の関係者などが連携・協働してキャリア教育に取り組んでいる先進事例を表彰するものです。
今回、その受賞の報告のため、市立日の出中学校サポーターズクラブが市長を表敬訪問しました。
市立日の出中学校サポーターズクラブは、キャリア教育の一環で、職業に関する授業の運営を行っています。今回の受賞は、この授業の運営や、地域全体で生徒の職業観・勤労観の育成に広く関与し、地域と学校との信頼関係を深めることに貢献したこと、また、地域コミュニティーを通した教育の在り方について,実践を通した研究を進めている点が評価されたものです。
実際の授業では、職業紹介にとどまらず、生徒が仕事と自分を結び付けて考えられるよう、生徒の主体的な活動を多く取り入れたり、さまざまな職種の講師がそれぞれどういう思いで仕事に携わっているかが伝わるようにしたりしているそうです。時には、その思いが伝わったことで感銘を受け、涙する生徒もいるそうです。
代表の中原さんは、「学校の先生方とともに、子どもたちを地域でしっかり育てるため、これからも尽力したい」と、意気込みを語っていました。