10月29日、文化会館で、浦安囃子保存会結成七十周年記念公演が行われました。
浦安市無形民俗文化財である浦安囃子は、浦安の漁師5人が「葛西囃子」を習いに行ったことから始まりました。昭和22年に「浦安囃子睦会」を結成、現在は「浦安囃子保存会」と名称を変えて年中行事などを華やかに彩っています。また、浦安の郷土文化を後世へ受け継いでいくため、若手の育成にも力を入れています。
公演の第一部では、5人合わせて400歳の師匠方による浦安囃子「屋台」が披露されました。会場に響く澄んだ音色に観客の皆さんは聞き入っている様子でした。その後、浦安囃子七十年の歩みの映像とともに、若手による演奏が行われたほか、浦安小学校お囃子部による祭囃子が披露されました。
第二部の里神楽「宝剣泥棒」では客席から笑いが起こるなど、観客の皆さんは和やかな雰囲気の中楽しんでいました。